白衣の天使は飛んでいく

31歳無職、時々看護師。

【後編】看護師が円満に退職をする方法!退職までのステップ5段階。

 前回の記事【前編】看護師が円満に対象する方法!の続きです。今回は具体的にどうやって退職までの計画を立てて実行するかをお話しします。 虎視眈々と行きましょう!

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 *この記事の内容は私自身の経験と友達同期同僚の話を基にしています。(20代又は卒10年未満の看護師です。)

円満に退職する方法

 円満に退職をしたいのであれば、いくつかのステップが必要です。

最低でも退職までに半年は時間がかかります。ですが、 この方法を取れば確実に良好な関係を維持した状態で退職することが可能です。

余分に半年間働くということではありません。

”退職する前の半年間”、円満に退職するため計画的に行動をするということです。

この方法は”今の職場に特別な不満はないけど辞めたい人”向けの方法です。 

*「もう無理、円満に退職なんてしなくていい。」とすぐにでも退職したいのであれば、明日にでも退職届を渡して強引に話を進めていって下さい。一番早く退職する方法です。

 

 【ステップ1】退職に適した時期の検討

まずはじめに、ここでは自分の気持ちは一旦置いて単純に職員の人員配置の状況や給与規定を確認して退職しやすそうなタイミングを検討して下さい。

例えば…

・4月5月は新人が入ってくる。

・産休予定の人がいる。

・ボーナス時期。

新人看護師が日勤一人立ちし夜勤研修に入る頃までは、どうしても慌ただしくなってしまいがちです。産休予定の人がいる場合は、いつから勤務が出来なくなると数か月前から分かっているのに、退職日を同じ時期に被せてしまうのはあまりよろしく思われません。

残される立場になれば、同時に複数の退職者や厳しい人員で勤務することは出来るだけ避けたいですよね。職員構成の変化がない時期を見計らって退職時期を決めることは最低限の優しさです。*自分の退職日が決まった後に妊娠が発覚したのなら問題ない。でも退職時期を延期出来ないか打診はされる。

 どうせならボーナスを貰ってから退職したいですよね。新年度を迎えると退職金の額も上がります。数週間退職を我慢するだけで受け取る金額が何十万円も違うのなら、もう少し働こうという気になりませんか?

双方にとって都合のいい退職時期に退職希望を出すことを推奨しているわけではありません。

数か月後のいい時期を狙っても、急な異動で状況が一変する可能性があります。あくまで時期を把握しておくことが大切です。

 

【ステップ2】実際の退職時期の検討

ここではさらに自分の事情に合わせて、実際の退職時期について検討していきます。

退職せずに数年働いていると働かない期間が欲しくなるもので、多くの人が退職後は数週間~数か月間は仕事をせずに過ごし、その後ワーホリや留学、進学や再就職など新しい生活を始めます。

 この期間はいわば「働こうと思えば働ける期間=退職日を延期出来た期間」です。

「働けるなら働け!」と言っているのではなく、退職を希望する時期と退職の必要性がある時期には数週間~数か月の差があること場合が多いと考えてもらいたいです。

 例えば4月1日からワーホリ予定の場合…

4月1日までに辞めないといけない。

準備があるから最低でも3月20日には辞めたい。→ここまでなら働ける。

家族や友達と過ごしたいから2月末に辞めたい。→辞めたい。

 ・ニート期間を楽しみたいから1月末に辞めたい。→出来たら辞めたい。

 日本を出発する前には退職(勤務終了)する必要性がありますが、実際にいつ退職するかは個人の判断です。ワーホリの前にニートをしたり、家族や友人との時間を楽しむために早めに退職することは本人の希望であって、仕事を続けようと思えば可能ですよね。

ここで理解しないといけないのは、相手側(師長陣)にとっては”いつまで働くことが可能か”ということが重要なのであって、退職する側の個人的な事情は考慮しないということです。 

退職することが認められてからも度々退職日の延期をお願いされるのは「退職は認めたんだから、出来るだけ長く働いて=辞めたあとは好きに出来るんだから、可能な限り働いて。」という気持ちが隠されているのためです。

退職したい時期が曖昧な状態だと話が流されやすくなるので、”出来たら退職したい時期”と”ここまでなら譲歩できる時期” を明確にしてから次のステップに進んで下さい。

ちなみに、この段階では絶対に誰にも退職希望があることを悟られてはいけません。

 同期にも、仲の良い先輩にも相談することはおすすめしません。「誰にも言わないでね。」は通用しないと考えるべきです。どこかから漏れてしまったらあっという師長会議で共有されることになります。

誰にも悟られないように、”何も不満はありません。”という顔をして働き続けて下さい。

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【ステップ3】師長さんに”相談”する。

 自分の退職希望の時期を決めたら、次に行うのは師長さんへの”相談”です。

ここで一番大切なのは相談する時期。

一般的に3か月前に退職の意思を伝えれば問題ないし、不義理に思われることもないでしょう。 就業規定にも退職の申し出は3か月前までと定められている所も多いです。

ですが、3か月前ではギリギリ過ぎると思います。

まず直属の師長さんに退職の意思を伝えてると、師長さんから総師長に情報供給されます。早いと翌日には面接という名の呼び出しを食らいます。逆に、もしも面接がなかったら話しは進んでいないと思っていいでしょう。

 はっきりした回答は中々得られません。勤務の合間をみて話合いは続きますが1か月くらい平行線を辿ることはざらです。

具体的に退職したい時期を示して意思が固いのであれば、3か月前に伝えれば大抵は退職出来ます。ですが、度重なる面談や進展速度が遅いことによりイライラは募るでしょう。こうなると最後に嫌な気持ちが残ってしまうので、少し余裕をもって意思を伝えることおすすめします。

目安は退職希望日の5~6ヵ月前。

 「何月頃に辞めさせてもらいたいと思っているのですが…。」とあくまでもお伺いする形で退職の希望を伝え下さい。この時に、退職希望日までの間に産休予定者や新年度が挟まる場合は「〇月以降は忙しくなると思うのですが…」と付け加えると良いです。

大抵の場合「ちょっと考えさせて。」と言われるでしょう。

このような対応は想定内です。ここでは”退職するって言ってるのに何を考えるの?”と言いたい気持ちはぐっと堪えて、「分かりました。」と一度は引き下がりましょう。

 

【ステップ4】焦らず自分のペースに持ち込む。

師長さんに相談をしてから1か月以内にもう一度話合いの機会が設けられるでしょう。この時に本当に退職する意思が固いのか、 退職せずに済む方法はないか聞かれます。ここでもまだ了解を得られない場合がありますが、落ち着いて焦らずに対応して下さい。あなたの意思が変わらなければ退職したいと伝えた時期の3ヵ月前には了解を得られるでしょう。

 

退職希望を伝えてからの経過…

退職6ヵ月前 師長さんに相談。

退職5か月前 師長さんと再相談。

 ↓

退職3か月前 最終意思確認(了解)される。

退職2ヵ月前 最終出勤日の相談。

退職1か月前 退職届提出と職場に通知

祝!退職!

 

師長さんに最初に伝える退職時期は”出来たら退職したい時期”よりも少し早めを伝えて下さい。希望より早めに退職することになることはまずありえません。最終出勤日を決める前に自分が本来退職したかった時期まで勤務出来ますと伝えれば無駄に早く退職することもなくて済みます。

ですが、退職が了解を得られるまでは絶対に譲歩せず、こちらからの提案は行わないことです。 何度話し合いや面接の場を設けられても退職出来ないと困るという雰囲気を醸し出して、相手が無理を言っていると感じさせましょう。

退職することが了解されてから、「調整すればもう少し延長できるかもしれません。」と伝えれば最初に伝えた退職時期から2~3ヵ月は調節可能です。もう少し働きたいと思えば働きましょう。感謝されるはずです。*少し時間を空けて伝えた方がいい。

 退職希望を伝えてからの経過をみると、退職の了解が得られるまでに約3ヵ月はかかっています。ここで重要なのはこの経過を短くすることではなく、退職までの経過をどうやって掌握するかということ。

ここまで到達すれば希望の時期に退職が可能なだけでなく、もう少し働きたければ延長することもできます。自分の退職は自分のペースで進めていくことも可能なのです。

 

【ステップ5】最終ステップ。最後まで律儀に。

ここでは特別にすることは何もありません。

今までと同様に責任をもって働いて下さい。もう辞めるからと投げやりな態度で勤務をすると最後にあなたの評価を落とします。退職することが決まってるので、少し忙しくても頑張れますよね。

退職する日には感謝の気持ちを伝えましょう。

そして、頑張ってきた自分を褒めてあげましょう。

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 以上、看護師が円満に退職する方法5つのステップでした。

円満に退職したいと思うような職場は、同僚にも恵まれていたのではないでしょうか。縁があってまた一緒に働くことになるかもしれないし、いい印象を残しておくことは大切なことです。退職に悩む誰からのお役に立てば幸いです。